3回目ようやく達成 大台サマーコレクション
2003年6月8日
日置(記録)・本多
大台が原サマーコレクションに挑んで居ましたが、下見を含め3回、雨で却下?され続けました。
6月8日(日)快晴、最適気温。
絶好の登攀日和に恵まれ、「念願達成」出来ました。
楽しみつつも、出来るだけ観察(も?)してきました。今回、サマコレ取り残され組?の本多(L)/日置にて天候検討し、急きょ土曜晩発。
●なかなか手強いスラブの連続。
●テンdの核心部。
●ガバフレ−クのハンドトラバース。
●終盤ル―トは高度感を強調するライン取りetc。面白い要素を巧みに取り入れたル―トの設定は、開拓者のセンスの良さを強く感じました。絶対に「お勧め」出来るル―トです。
●岩登り定番?ルートとして有名な、穂高屏風の「雲綾、東綾」に勝るとも、劣らぬ好ルートとの印象でした。
つるべで日置から始める。トン力チにハーケンなど七つ道具?(非常具)で、リュックは結構重い・・・(軽量化と安全具保持の両立は難し〜い!)。 核心部は本多氏先行、私はセカンド【を前提】で、*ノ−テンション*オ−ルフリ−を目指す・・・。
1P目(L=日置)
狭いルンゼ、ここはすでに2回も?経験有り。前回は雨で濡れていたり、水流が有ったりで可成り嫌らしかったが、乾いて居れば全く問題無い、V級のルート。
但しピンが皆無なので、念のためフレンズで支点を取った。落石要素有りますので要注意です。
2P目(10B、L=本多)
標示プレ−トが付いた、しっかりした確保用ペツルボルト2本有り。その左からスタートします、ここからが実質的な岩登り。ここも前回、雨の中を登って居る。その時の印象では、スタンス、ホールドとも結構多く、簡単と思って居た。(但し雨のためA0での経験ですが・・。)だが、フリ―にこだわると・・・、仲々手強い・・・!。
まず第一歩目。立ち込み右へ移動したいが、早くも詰まる!ホ―ルド無し状態!。緩斜面だが・・・仲々踏み出せない!・・・。リードは結構微妙な動きと、度胸も強いられる・・・。
リードで無くて良かった〜−−を強感?!する。サマコレを少し「ナメ」て居た事を、ここで「反省」!。ボルト16本。本多さん「ザイル重い」と、言いながら登る=9ミリ:ダブル。1ピン目は長目のスリングにした方が、流れ易いので、今後の方ご参考に・・・。
3P目(10‐、L=日)
2P目が予想以上に難しかった?ので、可成り慎重と成り(ビビリと同意です)。笑われる。一部染み出しも有ったが2Pに比べれば、ホールドは大きく、しっかりして居り簡単、問題箇所は有りません。
4P目(10D、L=本)
此のルート中、最難度箇所。出だしから微妙なスラブを登り、ややカブった部分を乗越す15メートルのルート。カブり(ミニハング)の直下が核心です。
足場が無い、ホールドも甘い。一歩上がれればハング部に手が届く。届けば意外に利くホ−ルドが有ります。だがその一歩が問題、手が離せない!状態。ここはセ力ンドの利?で無理?出来たが,リードなら確実に?A0しただろう・・・。ハングの上に手が掛かれば後は簡単(左側が楽?です)。ハング乗越した直ぐ上がビレイ点。但しここもカブって居ます。難い所にビレイ点を作るあたり、開拓者の心意気?を感じます。(勝手な解釈です・・?・・・)。
5P目(L=日)
ビレイ点右から、垂壁を3メートル登ると後は緩斜面。大きな立木を越し、もう一岩
登った檜の木でビレー。ここが中央バンドです。大休止、ランチタイムとする。
6P目(L=本)
中央バンド(檜の場所)より、2メートル下って凹角の方へ水平に進む(土含みの、崩れそうなバンド)。凹角部手前と角部を過ぎた所にペツルボルト有り。凹角を越して左上する。土混じり、立木(灌木)も有り、今までの快適なフリールートとは一変する。本チャンぽいと、言うのか、嫌らしい、と言うのか?、途中に剥がれそうな大岩有りますよ。(但し、ビクともしなかったが・・)。大地震が来れば危ない感じです。30メートルで杉の木に着く、その右横にペツル2本の確保点有り。
7P目(L=日)
このピッチに「手の切れる」?様な、トラバースが有るらしい。確保点からは見えない。まず右手側の階段状リッジを5〜6メートル登る。ホールド、スタンスは多く有るが、結構動く岩も有る。其れより、細かくでは無く、この辺全体が?剥落ないか??と?心配する!。
ハング下2メートル、立位置より2メートル上に、左上する横走りの大フレーク(大クラック)が目に入る。有名な?ハンドトラバースルートです。スタンス極少ないと聞いて居たが、見ると違いました。
レベルテンでスメアの練習などやって居る人に取っては、物足らない?!・・・・・。距離が2倍有ったら、面白いのに・・?と、思いつつ、ガバ大好きな私に取っては、快適に?通過。
8P目(L=本)
あと、残り2Pで終了。しかもここは5.8〜9と有る。再び「ナメ」て掛かる。だが・・・大間違い!!!結構怖〜い!。直ぐ改心。まず動く岩が多い、それ程ガバでも無い!。持ち手の岩が動いたので、持ち替えたら、それも動く!。ってな感じ。真剣に?登る。これって5.8では無いよ!。レベルテンの10C〜Dよりも、ず〜と怖〜い。私の評定は10Aです。
9P目(L=日)
ここも5.8〜9の標示。だが1ピン目は切れ立った右側に打って有る。
右の垂壁側に飛び出し、ハングった体勢でのクリップと成る。ホールドスタンスは利きますが、仲々の高度。設定者に感心しながらも・・・緊張する。
脆い岩もあるが、危険までには未至。ピン位置は故意?に、(怖い方へ)配慮してくれて居る。ここも気の抜けないルート。一度緩斜面に成り、其れを過ぎると、最終ハングが現れる。気が抜けず、結構「力んだ」腕。最後に乗越し課題。心憎さ、さえ感じるルート設定・・。です。
ハング頂点にペツルが見えるが、そこまで3〜4メートルが無い。怖いので立木で取ったらその上50センチにピン隠れて居ました。最後の力を振り絞って完登。無事終了、所要時間4時間30分。
後は千石尾根を遡る。真剣に見定め?ながら寸分の狂いも無く35分で看板地点着。
○本多さんお世話に成り有難うございました。達成出来て大大満足しています。感謝です。
(日置)